内々定、内定の辞退で他人に関わる迷惑を考えよう

社会人

内定を辞退すること

最近の就活生は、内定が決まっても就職活動を止めることなく進めています。

でも、そうして活動している中で、いくつかの企業から内定をもらう人もたくさんいます。
本来はそれが目的ですので別にいけないことではないのですが・・・。
問題はもらった内定を辞退することです。

内定を辞退することは社会人で言うところの退職と同意義のものとなるので、
取りやめるからといって契約違反だとか法的な問題はありません。

万が一、内定承諾書を提出した後でも、
労働基準法では入社日の2週間前までに辞退を申し出れば問題なしとなります。

とはいえ、「法律的に問題ないから」で済ませられる問題でもありませんね。

企業や担当者にかかる迷惑

内定辞退は就活生からしたら形式を取って内定をお断りするだけで終わりでしょうが、
企業には辞退者が出ればやらなくてはならないことがたくさん出てきます。

たとえば、求人募集のかけなおし、説明会、試験など、
あなたが受けてきたことを企業は一から新しい就活生に向けて行わなくてはなりません。
これがどんなに大変なことかというのは学生時分では分らないでしょう。

求人募集にかける広告費、説明会や試験に割く人件費など、
新入社員を入社させるまでに企業は数百万円というお金を使っています。

また、時間と手間をかけた努力が報われなかったという人事部の感情面での理由や、
優れた学生を採用できなかったという人事部の会社内の評価にもつながってしまいます。
これが内定を辞退することで企業や担当者にかかる迷惑です。

実際のところ、内定辞退者が出ること自体は企業も想定して採用活動を行っています。
でも、それとこれとは別で、辞退者が出るのは企業に取ったら
負担でしかないということは覚えておくべきでしょう。

また、内定の決断を先延ばしにするほど、
後に待つ就活生の就職活動を邪魔するということにもなります。
内定辞退者が出れば通常では、次に待つ学生に内定が回る可能性があります。

しかし決断しないままズルズルといくと最悪の場合は、次期内定者を選出しないまま、
採用数を減らして終了してしまう企業もあるだけに早めに決断しなくてはいけないことです。

だからこそ就活生としては、できるだけ早く内定を受ける企業を決めて
他の企業の内定辞退を申し出る事が大切です。

さらに、学校や後輩に迷惑がかかっている場合があります。

学校の推薦や紹介を受けて内定をもらった場合に辞退すると、
違反ではなくても社会通念に反することになり就活課の方が企業に頭を下げに行ったり、
来年度から推薦枠がなくなることもあり得ます。

そうなれば学校の後輩達は、
二度とその企業には入れないということになります。

このように自分が感じていないだけで、多くの人に迷惑がかかっているんですね。

脅すわけではないですが、内定辞退をすることの重大性を理解しておくのは、
これから社会人になる人間として必要なことです。

内定を決めるのは将来をも決める大切なことなので、
じっくり検討するのは必要なことでしょう。
でも、自分だけが得すればいいという考え方ではいられません。